子供ができてから、両親との関係が徐々にこじれ、互いに拒否をしほぼ絶縁状態へ。産後に向けて今後はどうすべきか考えてみた。

家族

わたしの子供時代は、家族での色々な思い出が詰まっています。父親は子供好きで、休みのたびに朝から晩まで遊んでもらったり、色々なところへ連れてもらった記憶があります。家族でいつも一緒に行動をし、よく外出もし、とても仲の良い家族というイメージが周りからもあったと思いますし、私自身家族のことを誇らしく思っていました。

 

わたしには姉が1人おりますが、習い事も興味のあることはさせてもらいましたし、2人の子供に苦労を感じさせないように育ててくれました。大人になっても親のことは誇りに思っていましたし「尊敬する人は親だ、親のことは大好きだ」と平気で人に言えるほどでした。

 

そして今。

 

わたしは両親を拒否し、両親からは、もう会いに行きませんと宣言されています。こんな事態になったきっかけ、そしてこれからどうしたらいいのか、考えてみました。

 

 

1. 主人との出会い

大人になってから主人と知り合って、家族よりも多くの時間を過ごすようになり、今まで自分には存在しなかった違う価値観の影響を受け始めました。

 

結婚してからは、主人のご両親と主人との関係が我が家と違うことに最初は違和感を感じつつも、自分の家族との関係性を客観的に見つめる機会となりました。主人の家の、親と子との関わり方がとてもドライで、居心地がいいなと感じるようになったと同時に、自分の親とわたし自身の関係性について、そして結果として自分の親に対する負の影響について考え始めるきっかけになりました。

 

 

2. 関係がこじれたのは出産してから

第一子の産後は実家に行き、数週間お世話になりました。平日は家に母親と私と赤ちゃんの3人でしたが、母親が子育てをしていた30年前の常識を押し付けてくることに息苦しさを感じ、関わりたくないと感じ始め、基本的には新生児とずっと部屋に閉じこもっていました。

 

親に自分の子供に対して意見をして欲しくないという一心で、何か心配なことがあれば親に相談せずネットで調べて過ごしました。母親には赤ちゃんの世話を頼みたいと思えず、ほとんど抱っこもさせていなかったと思います。

 

2-1. 私もこうやって育てられたのか

それから早めに自宅へ戻りましたが、ことあるごとにしょっちゅう孫を見にうちに来ました。私は子供にお菓子を食べさせるのは決まった時間のみにしていたので、それを守って欲しい旨を何度も伝えましたが、それを毎回無視して子供に様々なお菓子を見せ、ダラダラと与え続けることに大きなストレスを感じるようになりました。そんな親を観察していると、子供が欲すれば「ダメだよ」と言わないことに気付き始めました。

 

と同時に、「自分が子供だった頃こうやって育てられたのか、だから今の私が出来上がったのか」と感じ始め、両親へ嫌悪感を抱くようになりました。私は自分の性格を好きではないのですが、今の私になったのは、親のせい。彼らと過ごす時間が増えるほど私の子供は私みたいになる。それは絶対に嫌だ。と思うようになりました。同時に自分の子供時代の明るい記憶が一気に暗い記憶へと変化していったのです。たちまち嫌な思い出がたくさん蘇って来ました。

 

2-2. 母の存在

私が子供の頃、両親はよく口喧嘩をしており、私たち子供が寝た後に口論をしているのがよく聞こえ、私はドアに耳を当ててドキドキしながら聞き、不安な夜を過ごすということもありました。

 

母に関しては特に嫌な思い出が多いです。母はすぐに機嫌を損ねる傾向がありました。姉と母の相性があまり良くなく、よく姉は怒られていました。母がキレて引っ叩いたり姉が着ている洋服をビリビリ切ったりした光景を私は怯えながらこっそり覗いて見ていました。

 

今まで母のわがままな態度に周りが振り回されており、実際に私は母の機嫌や顔色を子供の頃から常にうかがっていました。母は思い通りにならないと子供たちによく手を上げ、子供が大人になってからは、自分の母(私の祖母)がボケ始めた頃から狂ったように叱りつけ叩いていました。祖母を思いっきり叩いているシーンはいまでも忘れることができません。

 

そんな母ですが私とは相性が良く、私にならなんでも話せると言って特に可愛がられました。と同時に、母の影響を姉よりも多く受けたのも事実で、自分自身が母のように機嫌をすぐに損ねやすい傾向にあることに気付きだしました。そんな自分がとても嫌で悩んでいます。

 

 

3. 拒否反応が現れる

自分の子供には、私のようになって欲しくない、と強く思ってからは、両親に会うたびに機嫌が悪くなる自分を抑えられなくなりました。「あれはやめて、これはやめて、何度も言わせないで」と両親に怒り攻め立てる自分がいました。自分の子は、私の怒りの矛先になり、よく叱っていました。

 

そして気付けば「両親に会う=機嫌が悪くなる」という方程式が出来上がってしまっていました。両親に会うときは私は物理的に距離を置き、一緒に遊ばないということが当たり前になりました。一緒にいるとイライラして仕方がない、その気持ちを抑えられないという状況だったのです。

 

主人が海外赴任を命じられ、当時は私も仕事をしているのもあり、主人は単身赴任を始めました。結果として私が1人で育児と仕事をしているため、私の両親は親としてサポートをしなくては、という責任を感じていたのでしょう。父から「今週末行くよ」という内容のメールがしょっちゅう来ました。そしていつの間にかそのメールを見るたびに動機がするようになり、呼吸が苦しくなってしまうという拒絶反応が出て来ました。

 

今考えれば、来ることを断ればよかっただけなのですが、姉と姉の子は遠くに住んでおり、そばにいる孫はうちの子だけなので、会わせてあげないといけないという義務感もあり、ほとんど断らずに迎え入れていました。

 

 

4. 最悪の状態へ

今年の春に仕事を辞めてからは、両親が遊びに来るのを断ることができるようになってきました。仕事を辞めたことで時間に余裕ができたから助けが必要ないという理由でです。実際は私が完全に親を拒絶していただけですが。親と同じ空間にいることでイライラしている自分を子供に見せて困らせたくなかったですし、わたし自身、穏やかな気持ちで過ごしたいという気持ちがとにかく強かったからです。親さえ来なければ心穏やかでいられることが分かっていました。

 

とは言っても、子供は私の両親が大好きなので、全然会わせていないと「会いたいなー」と言いだします。なので、それでも月に一回ほどのペースで会っていました。

 

4-1. 絶縁への第一歩

そして先日。「おいしいぶどうをもらったから持っていく」と父からメールが。案の定呼吸が苦しくなりました。ぶどうごときで来ないでくれ、と思ったのですが、なぜか受け入れてしまいました。

 

その日は終始私は不機嫌マックス状態。いつもより特にひどい状態でした。両親が私の子と普通に遊んでいる様子にさえイライラし、自分でも全く制御ができないほど平常心を保てませんでした。その日は私1人家に残り、子供を連れ出して買い物に行ってもらいました。その後、帰って来てからは私の機嫌の悪さを見かねて「そろそろ帰る」と行ってすぐに帰ってくれたので、本当にホッとしました。

 

それから数日後のこと。父からの手紙が郵便受けに入っていました。わざわざ手紙を送って来るなんてなんか嫌だなと思いながらすぐに封を開けると、「自分たちを嫌がっている理由を知りたい」「態度を改めないと会わない」という内容で書かれていました。いちいちこんな手紙を送って来ないで何も言わずに放っておいてくれればいいのにと心底思いました。ただでさえ親のことでストレスを感じている私を追い詰めないでほしかったです。

 

とは言っても、この機会でしか私の要望を落ち着いて伝えることができないと感じたので、「子供が生まれてからの両親の言動のせいで私はストレスを感じて機嫌が悪くなっていった」「距離を置くことしか自分にはできない」ということを正直にメールに書いて送りました。

 

4-2. 「もう会いに行きません」

私が送ったメールに対して返事がきました。「今後会いに行きません。産後も行きません。産後の世話は親戚にお願いする」という内容でした。

 

今までの人生で、親にここまで突き放されたことはないので、ショックだったのと同時に、正直困ったな、と思いました。当てにしていた産後の手伝いを拒否されてしまったからです。出産するときは主人がいますが、退院後主人がインドネシアに戻ってしまった後は4歳の娘と赤ちゃん、家事全般をすべて1人で行う必要があります。産後直後はさすがに人手がないと厳しいと思うので、親に頼めないことがとても痛手でした。

 

 

5. 今後どうするか

父からのメールを受けて、関係修復をせねば、とは思わず、産後1人で乗り越えるために今のうちから準備できることは何か、と具体的に考え始めました。ちゃんと事前から準備をしておけば、1人で乗り切れるのではないだろうか、と思えたからです。

 

今までは親がくるということが大前提にありましたが、その大前提が崩れた今、やるべきことを棚卸しすることにしました。やるべきことに対してひとつづつ対策を練る時間がまだたくさんあります。

 

1番心配なのは産後の家事育児。買い出しなどは宅配でなんとかなりますが、炊事洗濯掃除をどれだけ簡素化できるかといったことを事細かにリストアップして、前もってシステム化できるところはする必要があります。しかし、対策を講じたとしても、助けが必要なことが出て来ると思います。でも正直なところ、主人のお母様や、親戚に来てもらうことは、気が引けるといいますか、すごく気を使ってしまって余計に疲れてしまいそうです、しかしそうなったら、外注すればいい。外注先を調べておいて、登録しておけばいい。それだけのことだ、と考えることができました。

 

 

まとめ

親に突き放されたおかげで、自分が今まで散々嫌がっていながらもどれだけ親に依存していたのか、そしてどんな時でも絶対に助けに来てくれるという傲慢な気持ちをもっていたのかということに気付かされました。自分にとっては、今回の事態は良い機会をもらえたと思っています。

 

現時点では、私から親に歩み寄るほどの心の余裕はありません。自分の生活の安心安全を確保するための策を練ることの方が優先順位が高いからです。私が今、これ以上心を乱すことは、今求めていることではありません。

 

とはいえ、家族です。絶縁して死ぬまで会わないということを望んでいるわけではありません。関係修復を希望しています。ただ、今までみたいに戻りたくはないので、今までにない程よい距離感を保てる関係性を新たに築けることを望んでいます。

 

 

 

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