年中の娘に補助輪なしの自転車に乗れるようになって欲しい。その背景と実際の練習に付き合うコツとは。

幼児のいる家庭では「補助輪なしでの自転車はいつ乗れるようになったら良いのか」と考えることはありませんか。

 

私が子供の頃(およそ30年前ですが)補助輪なしで乗れたのは小学1年生になってからでした。当時は周りでも同じくらいのタイミングで練習をして乗れるようになっているのが普通でした。

 

しかし、20代前半で子供英会話講師をしていたときのこと、5歳の男の子の生徒が補助輪なしで乗っているのを見て「5歳なのにもう乗れるのか!」ととても驚いたのを覚えています。その子のお母さんによれば、5歳で乗れるのは普通ですよ、とのこと。

 

我が子は現在4歳の年中。もうすぐ5歳になります。私としては、早く補助輪なしで乗れるようになってほしいというのが本音です。できれば来年早々の出産前までに。それは我が家独自の事情があります。

 

1. 準備は万端です

おそらく2歳か3歳の娘の誕生日を機に、私の両親から補助輪付き自転車をプレゼントでもらって以来、田舎の道をガラガラと乗っておりました。

 

転機は今年の春です。同じ年中クラスの男の子が公園で補助輪なしの自転車を乗り回している光景を目撃しました。お母さんに話を聞くと、3日ほどで乗れるようになりましたよ、とのこと。その子はもともと運動神経が良い子なので、納得しました。娘にとってはとても良い刺激となったようで「お家の自転車も補助輪なしにしてみる?」と聞くと、迷わず「うん!」と返事をしていました。

 

自転車もあるし、やる気もある。練習開始するのにはとても良いチャンスが到来しました。

 

 

2. 誰に練習してもらうか

自転車の練習を支えるのは母親よりは父親だと思っていました。週末に親も子も汗をかきながら練習するというイメージがあります。しかし我が家の主人はインドネシアに単身赴任中。練習をしてもらえません。私自身妊娠が判明したのもありますし、もともとインドア派で自分が先頭に立って教えるのにかなり躊躇していましたが、幸いにも当時は定期的に私の両親が週末にうちに遊びに来ていたので、私の父に練習をしてもらおうと企みました。

 

とは言っても娘本人が自転車の練習をする気持ちになった時のみ練習をすることにしていましたし、私も強く自転車の練習を勧めていたわけではないので、実際は月に1度乗るか乗らないか、くらいの頻度でゆっくり練習をしました。春に得たお友達からの刺激はほぼなくなっていましたね。

 

練習回数は少ないですが、父いわく「バランスを取るのがむずかしいが、少し支えてあげれば乗れる」ようになったんだそう。今年の夏に主人が1週間ほど帰国した時に一度練習に付き合ってもらった時には「ほぼ1人で乗れそうだよ」と教えてくれました。

 

 

3. インドネシアに引っ越したら練習ができないことに気づく

出産後早めにインドネシアの主人の元へ引っ越す予定の我が家。以前、下見がてらジャカルタに行った時に住環境を確認できましたが、自転車に乗るなんてもってのほかでした。そもそも歩道も整備されていないですからね。

 

インドネシアに引っ越してから日本に本帰国するのはおよそ2年後(の予定)。日本に戻ってから練習するとなると娘はすでに小学生。周りのお友達はほぼ乗れていると思われます。それであればインドネシアに行く前に完全に乗れるようになっている方がいいじゃないか、と思うようになってから私が1人で焦り出し、初めて私自身が娘の自転車の練習に付き合うことに決めました。妊娠中ですが、それを言っていては練習することができないので腹をくくりました。

 

 

4. 1人ですんなり漕げるようになったのはスパルタのおかげ?

今までの数回の練習が身になっていたようで、私との初日の練習では、漕ぎはじめに自転車を支えながら一緒に小走りしてあげるだけで、すぐ手を離してもそのままぐんぐん漕ぎ続けることができていました。

 

おお、これは良いスタートだ!と感動。上手に自分でバランスをとって自転車に乗るというベースの部分がもう整っていたようです。娘もぐんぐん漕げることが嬉しかったようで(私が異様に喜んだのもあって)、その日は近所を漕ぎまくり。毎回私は漕ぎはじめを支えるのですが、漕ぎはじめは小走りする必要があるため、練習初日は妊婦のわたしも近所を走り回るという結果になってしまいました。このままでは私がもたないので、このやり方を変える必要がありました。

 

私が教えるべきなのは「漕ぎはじめ」。1人でバランスをとって地面についている足をペダルに乗せてそのまま漕ぎ続けるというところを教えれば良いのです。実践して見せてあげられないので、言葉で伝えて理解してもらうしかありません。

 

2回目の練習では、私は一切手を貸さないことにしました。最初から自転車を支えず、口頭で「最初の漕ぎ出しはこうしたら良い」「すぐペダルに足を乗せる!」「そのまま漕ぎ続けて!」とほぼスパルタでの練習。

 

もちろんすぐにできるわけはないですし「ママに自転車支えてほしい」とべそをかきそうな顔で言われましたが、そこは断固拒否。「大丈夫、もうほとんどできているよ」と激励を浴びせ、10回に1回くらい成功するというレベルにまでなりました。この日は失敗ばかりでしたが、本人はどちらの足から踏み出すにがやりやすいかなど自分で工夫をして試しており、とても感心しました。

 

3回目の練習。ここまで初回から連日で練習しています。前回の練習でなんとなく成功した時の感覚がわかってきたようで、5回に1回は成功するという状態。成功回数が圧倒的に増えたので、本人も楽しくなったようです。漕げる距離も伸びてきて、漕ぎはじめが成功すると50m以上漕ぎ続けることができるようになっていました。

 

4回目の練習ではもはや練習ではなく、ほぼ問題なく自転車に乗れていました。ハンドルさばきも上手になっており、自分でジグザグに漕いでみたりしていました。唯一気になる点は漕ぎだすと爆走しかできないこと、急ブレーキしかできないことです。

 

しかし練習している道は家の前ですが、車の通りがとても少なく見通しも良いので自転車に乗る練習をするのにはとても良い環境であったことはありがたいです。またスパルタでの練習にもめげずに挑み続けた娘の根性にも感服します。

 

 

5. 子供の練習に付き合う際のコツとは

娘の練習に付き合った主人から教わった唯一のコツは「自転車のどこを支えてあげるか」です。

 

練習で自転車を支える際に、サドルとハンドルを支えがちですが、実際に支えるのはサドルだけにするのがポイントです。

 

ハンドルを子供に託すとヨロヨロして真っ直ぐ進まなかったり、バランスがうまく取れないのでついハンドルも支えてしまいがちですが、ハンドルを子供に任せることで自らコントロールをするようになります。親は自転車が倒れないようにサドルを支えるだけで充分でした(我が子の場合です)。

 

まとめ

我が子はありがたいことに4歳で補助輪なしの自転車に乗れるようになりました。本人のやる気とバランス感覚、今まで支えてくれた父と主人のおかげです。

 

自転車に乗れるようになってからは、相変わらず楽しそうに近所をグルグル漕ぎ回っています。爆走しかできませんでしたが、今では私の歩き早さに合わせて走ることもできるようになりました。

 

ここ数年は「ストライダー」という幼児用にペダルなしの小さな自転車のような乗り物があり、それを乗りこなせるようになっている子は補助輪なし自転車に乗れるようになるにも早いと聞きますが、我が家にはストライダーがないのでなんとも言えません。

 

そんな中、想定よりも早く、そしてすんなり補助輪なし自転車に乗れるようになってくれたので、とてもホッとしています。一度体で覚えた自転車の乗り方は、たとえインドネシアに引っ越して数年間乗れない環境だとしても、帰国すればきちんと乗れることでしょう。

 

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